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23日、三条市が閉市式典を行い、市制施行から71年余りの歴史に幕(2005.4.22)
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5月1日の栄、下田との合併を前に三条市は、23日午前10時から三条市中央公民館で閉市式典を行い、新三条市誕生へ向けて昭和9年の市制施行以来71年余りの三条市の歴史に区切りをつけた。
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24日行われた三条市閉市式典
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招待者約290人と市民、職員など合わせて450人が出席。式辞で高橋一夫三条市長は、「この合併によって三条市にこれまで培ってきた歴史と町づくりのノウハウは、余すことなく新市に引き継ぎ、一緒になります栄町、下田村との相互の融和を大切に、一緒になって3市町村の持つ地域特性を最大限に発揮して新たな町づくりを進めていくため、本日の式典は新たな町づくりを進めていく未来に希望を込めた閉市の式典」と、閉市式の位置づけを説明し、新市での支援と協力、市民の積極的な町づくりへの参加を願った。
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式辞を述べる高橋三条市長 |
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市制功労者特別表彰の被表彰者(画像をクリックすると新しいウィンドウで拡大画像を表示) |
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市旗降納で式を降ろす第三中学校2年生 |
閉式の前に市旗を降納。第三中学校2年生の小林貴幸さんと柴谷由佳さんの2人がステージに上がり、日の丸とともに掲げたえんじ色の市旗を降ろし、折りたたんで高橋市長に手渡すと、会場から大きな拍手がわいた。 ほかに三条市誕生からの70年間を約50枚の写真でつづったスライド上映や市政功労者特別表彰、三条市表彰を行った。 市政功労者特別表彰は、長年にわたって市政の伸展に貢献、功績が特に顕著な11人を表彰。7・13水害で延期していた三条市表彰では、81人を表彰した。 三条市は、昭和9年1月1日に、人口32,897人、全国で123番目の市として誕生した。26年に井栗村、30年に大島村、大崎村、35年に栄村栗舟・大野畑を合併して今の形になった。 平成17年4月1日で人口84,554人の三条市は30日で閉市し、5月1日からは栄町、下田村とともに人口約10万7千人を数える10万人都市、新三条市に生まれ変わる。市政功労者特別表彰の被表彰者は次の通り。 ■地方自治功労 【元三条市長】▲内山裕一 【元三条市議会議員】▲竹石三郎▲高橋義男▲清野寅次郎 【三条市議会議員】▲金子恒夫▲岡田兵一郎▲相田芳枝▲藤田雄司 ■産業功労 【三条商工会議所顧問】▲羽二生良夫 ■教育・文化功労 【彫刻作家】▲半藤政衛 ■教育・体育功労
【三条市体育協会顧問】▲杉野奎司
三条市ホームページ
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