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福顔酒造が合併記念酒『福顔』を限定1,000本発売(2005.4.24)
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三条市内唯一の酒蔵、福顔酒造(株)=小林章社長・三条市林町1=は、三条、栄、下田の3市町村の合併を記念して合併記念酒『福顔』(1.8リットル入り・1,740円)を限定1,000本、発売した。
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合併記念酒『福顔』を手に小林福顔酒造(株)社長
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五十嵐川の軟水と三条市内の農家、野崎文夫さんが愛情を込めて育てた酒造好適米『五百万石』を使用した辛口の酒。一升瓶の肩ラベルに「三条市、栄町、下田村」、さらに合併する日の「平成17年5月1日」と「合併記念酒」を入れ、胴ラベルには清酒名の「福顔」。19日に発売した。
新三条市になっても市内唯一の蔵元に変わりはなく、小林社長にとっても一生に一度、あるかないかの合併のことから記念の酒を企画した。 また、同社は毎年、テーマを変えて酒造りに取り組んでいる。ことし発売する酒は、純米酒以外に添加する醸造アルコールにこだわる。醸造アルコールの多くはトウモロコシやサトウキビが原材料だが、同社はそれより割高なコメが原材料の醸造アルコールを使ったコメだけの酒造りに挑戦。今回の合併記念酒もコメだけで造った。
酒造りは冬期間に限られる仕事だけに、「一年に一回しか挑戦できないから」とその難しさを語る小林社長。こだわりの記念酒で合併を祝ってほしいと願っている。問い合わせは、同社(電話:0256-33-0123)へ。
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