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5月1日の合併に向けて三条、栄、下田の庁舎で改築工事、移転作業の準備が進む(2005.4.27)
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三条、栄、下田の3市町村の合併に向けて、本庁舎となる三条市役所内の改築工事をはじめ、移転作業の準備が進んでいる。
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三条市役所の議会委員会室で行われている改装工事
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新三条市では、現三条市役所を新三条市が本庁舎、栄町役場が栄庁舎、下田村役場が下田庁舎に。さらに栄庁舎に三条市教育委員会、下田庁舎に水道局、下水道課、観光課を置くほか、それぞれの庁舎に市民課、福祉保健課、産業課、建設課総務課などを設置。住民の利用が多い戸籍抄本や住民票の交付、福祉分野や各種窓口業務はどの庁舎でも行う。
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三条地域消防本部では、車両の名称変更作業
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新市誕生を目前に、職員は通常業務を行いながら、書類をまとめたり移動させたりと引っ越しの準備にも追われ、庁舎内では新体制に向けて部屋の仕切りを変えるなど、市民サービスに影響のないところから工事を行っている。 新市の議場となる三条市役所では、23日から議会関係の部屋がある4階の工事を行っている。新市議会の議員は、1年間の在任特例で、3市町村の議員を合わせた60人でスタート。部屋の仕切りを変えて委員会室を広くしたり、議員控え室を増やしたりする工事を行っている。 また、三条、栄、下田の3市町村で構成する消防と清掃センターを運営する三条地域広域事務組合は、合併に伴って解散し、新三条市が引き継ぐ。実質的な体制は変わらないが、「三条地域消防本部」は「三条市消防本部」と名称変更するため、各庁舎の看板や消防車両の名称表記を進めている。いずれにしろ予算が伴い、活動服にある名称は一度に変えられず、しばらくは新市になっても旧名称が混在する。
とはいえ、平成8年4月の同組合発足以来、名称としては9年ぶりに「三条市消防本部」が復活する。
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