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三条、栄、下田の合併に向け、各庁舎は連休返上の引っ越し作業始まる(2005.4.28)
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5月1日の合併を前に三条、栄、下田の各庁舎の引っ越し作業は、ゴールデンウィークのスタートとともに29、30日が本番。それに向けて前日28日は就業時間後から一気に引っ越し作業が本格化し、まだ合併がぴんとこない住民に対し、職員は合併を考える間もなく、引っ越し作業に追われている。
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引っ越し作業でごった返した28日夕方の三条市役所の正面玄関
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新市の本庁舎となる三条市役所では、就業時間の午後5時15分を過ぎると、作業服やジーンズの職員が書類やロッカーを抱えて庁内を行ったり来たり。庁舎内の資材を運ぶ改築業者も加わって、正面玄関は人を避けて通らなければならいほどだった。
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引っ越し作業で乱雑になった庁舎内
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合併後、市民サービスに直結する業務はそれぞれの庁舎で行うので、住民はあまり変化を感じないが、職員にとっては大移動。教育委員会は栄庁舎に、水道局は下田庁舎に設置されるほか、三条市役所内でも第2庁舎の教育委員会のスペースに第1庁舎の商工課が入り、商工課のスペースに税務課が入りと、まるでパズルゲームだ。 合併で不要になる物、移動する物などと事前に区分けしてある。不要な物はひとまず三条市厚生福祉会館に集め、引っ越し作業が落ち着いてから使い回しできるものなどを調べる。 移動する物は、何課の荷物が何時何分などびっしりと組まれたトラックの運行票に基づいて29、30日の2日間で移動先の庁舎へ移す。ほとんどの職員は29、30日も登庁し、分担して引っ越し作業にあたり、5月1日の合併を待つ。
ただ、その後も整理などで登庁する職員が多いと思われ、新三条市の本格始動は、ゴールデンウィーク明けとなりそうだ。
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