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三条市と三国コカ・コーラが災害時に地域貢献型自販機による三条市の情報発信や在庫の無償提供で協定締結(2005.4.28)
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三条市と三国コカ・コーラボトリング(株)=平野博史社長・埼玉県桶川市=は27日、「災害時における救援物資の提供等に関する協定」を締結。災害発生時に三条市はメッセージボードを搭載した同社の地域貢献型自動販売機で情報を発信でき、さらに同販売機の在庫を無償提供することになった。
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災害時における救援物資等の提供等に関する協定に調印する高橋三条市長(右)と本間三国コカ・コーラボトリング新潟支社長(左)
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午後3時に三国コカ・コーラボトリングの平野社長代理の本間良次新潟支社長が市役所を訪れ、協定書の内容を確認、高橋一夫市長が調印した。協定書には平野社長の署名、押印も必要なので、同社では協定書を持ち帰って平野社長が調印する。
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メッセージボードを搭載する三国コカ・コーラボトリング(株)の地域貢献型自動販売機
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協定は三条市内で震度5弱以上の地震や水害により災害が発生した場合を想定。同社は埼玉、群馬、新潟をエリアとしており、一昨年3月に埼玉県上尾市と同様の協定を結んだのを皮切りに、地域貢献の一環として同社から各自治体に呼びかけ、三条市は16番目、県内では村上、上越に次いで3番目の協定締結となった。
メッセージボード搭載型の地域貢献型自動販売機は、上部に電光掲示板のメッセージボードがあり、価格は一般的な自販機の約2倍。ふだんは時事ニュースを流すが、市の端末から35文字ていどの文字を入力でき、災害時には「避難準備情報発令中」などと情報を表示し、平常時も行政情報を市民に提供できる。
5月中ごろまでに三条市内の体育文化センター、嵐南公民館、勤労青少年ホーム、総合福祉センター、パルムセンター5カ所に1台ずつ、計5台を設置する。
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