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高橋燕市長、定例会見で新三条市誕生やガス事業譲渡に伴う企業局移転について(2005.5.2)
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高橋甚一燕市長は、2日午前10時から市役所で行った定例会見で、前日1日の新三条市誕生や6月のガス事業譲渡に伴う企業局の移転などについて話した。
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定例会見を行う高橋燕市長
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当初、燕市は三条市などとの合併を目指したものの、住民投票や市議会を経て断念。それが高橋市長の辞職、再選へとつながり、今は来年3月20日の吉田、分水との1市2町の合併に向けて準備を進める。 そうした経緯もあってか、高橋市長は新三条市誕生についての感想を「いろいろなことがありましたけど」とはじめ、「まず、三条市は復興を早くして、いい市になっていただきたい」とエールを贈る一方、燕市の合併についても「今まで以上に市民に喜ばれるような住みよい町づくりをして、新燕市を育てていきたい」と期待した。 ただ、4月の定例会見では、三条、燕の両市の将来的な合併の可能性が残されているという考えを示したが、この日の会見では両市の将来にはふれなかった。 ガス事業譲渡に伴う企業局の移転については、6月1日に市のガス事業を白根ガス(株)へ譲渡するのに伴い、ガスと上下水道の事業を運営する市企業局の事務所も同社に引き継ぐため、ガス事業を切り離した市企業局を5月23日に燕市下水終末処理場に移転すると説明した。
移転しても市企業局でこれまで通り水道料金や下水道料金の収受や照会を行うが、新たに市役所内にも水道・下水道料金の担当職員を常駐させて同様に行う。
また、約31億円のガス事業の譲渡清算金の使い道は、義務教育関係施設や消雪パイプの設置などを検討しており、内容がまとまってきたので、10日に開かれる市議会議員協議会で具体的に提案するとした。
ほかに、昨年は7・13水害の影響で中止した燕市民祭をことしは7月23、24の2日間で開くことや、4月に開校した県立燕中等教育学校に対して市立中学校と同様の給食補助や環境整備の協力を行うことなどを説明した。
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