三条のミニチャレンジショップ商売堂に新規2店舗オープン(2005.5.6)

三条商工会議所ミニチャレンジショップ事業運営委員会（外山衛資委員長）は、6日午後3時から三条市本町2、ミニチャレンジショップ商売堂で新規入居者内見懇談会を開き、商売堂に入居、オープンする2店舗を紹介した。

新たに2店舗がオープンするミニチャレンジショップ商売堂

入居するのは、7日午前10時にオープンの花販売とミニカルチャーセンター「花スタジオひとひとネット」と、8日オープンの語学コーチング「BCN（ボーダレス・コミュニティー・ネットワーク）」。

「花スタジオひとひとネット」を開業する真島さん

「花スタジオひとひとネット」は、自宅で生け花やアレンジの教室を開いていた三条市嘉坪川2、真島千代美さん(57)が開業。鉢花や予約制の切り花、手芸品の販売、貸しスペース的にいろいろな講師によるカルチャー教室を日替わりで開く。

教室はステンドグラス、ドライフラワー、手芸＆アレンジ、つるアート、アートメイク、ビーズなどで、いずれも1レッスンで1作品を仕上げる。参加費は材料費を除いて1レッスン1,000円（子ども500円）。参加無料の園芸関係の講習会も開き、さっそく今月10日にバラの育て方講習会を開く。

オープン記念として、7日に買い物をした人か、教室の予約をした先着39人に旧下田地区産の金時イモか花の小鉢をプレゼント。「口コミで広がっていくような店にしたい」と真島さん。

「BCN」は燕市中央通3、加藤寛明さん(28)が経営。英語をはじめ、あらゆる言語の習得をコーチングの手法で支援するもので、語学を教えるのではなく、習いたい人が、自分で勉強方法を考え、実践する。

「BCN」を開業する加藤さん

目標の達成状況を確認するために週に一度ていど面談し、パートナーのような役割を務める。費用は面談1回につき3,000円ていど。

加藤さんは米国のサザン・イリノイ・ユニバーシティ新潟校で英語を学び、ワシントン州のビッグ・ベン・コミュニティカレッジに入学。さらにイースタン・ワシントン・ユニバーシティに編入し、4年間、米国で生活。

2000年に帰国、3年間の会社勤めやコーチングの勉強をし、地域に関わる仕事をしようと昨年、NPO地域たすけあいネットワークで三条市地域通貨「らて」事務局を担当している。

加藤さんは「語学を勉強したいと思ったことをきっかけに、その先に自分らしい生き方をしてもらうのが目的」と話し、人生の何かを変えたいと思う人にも来店を呼びかけている。

商売堂は、一昨年10月に出店した韓国食材「ペプルダ」の石川直克さんが3月31日で卒業しており、昨年4月に出店したドライフラワー専門店・教室「マーガレット」と9月に出店したネイルサロン「Hana Hana」と合わせて4店舗となる。各店への問い合わせは商売堂（電話：0256-32-7080）へ。