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三条まつり大名行列参加者の着付けの練習始まる(2005.5.8)
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三条祭り若衆会(丸山晴久会長)は、8日午後1時半から三条市八幡公園内の金山神社で、15日の三条まつり大名行列の衣装の着付け練習を行った。八幡宮の新社殿でも拝殿にかける新しい階段を作るなど祭りを迎える準備が着々と進んでいる。
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8日、八幡公園の金山神社で行われた三条まつり大名行列の衣装着付けの練習
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15日午後0時45分に八幡宮を出発する三条まつりのメーン行事の大名行列は、若衆会をはじめ、先供、天狗(てんぐ)、神職など総勢約380人が参加する。
その行列の参加者の着付けを毎年、女性ボランティアを募って頼んでおり、今回は36人の応募があった。本番当日は若衆会の約220人の着付けを行い、本番に向けて8、9の2日間、着付けを練習。加えて1年ぶりに片づけてあった衣装を出し、数を数えたり、整理したりする。
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参拝者が拝殿から降りるための階段を作る作業
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着付けの練習初日となった8日は、約20人のボランティアが参加した。若衆会役員3人をモデルに、裃(かみしも)、白丁、長着の3種類の着付けの方法の指導を受け、数人ずつのグループに分かれて練習した。 何年も着付けを手伝っている人も多く、「もうちょっと帯が高い方がいいわね」、「おなかが出てる人だと貫禄があっていいんだけど。この人はタオル巻きましょ」と口も滑らかにてきぱきと着物を着せていた。
また同じ日、八幡宮境内では拝殿が新しくなったのに伴い、拝殿の正面から上がった参拝客がわきに回って降りるための階段を作る作業が行われていた。祭りのラストを飾る、みこしの舞い込みも、これまでと同様に拝殿に納めることにしており、12日からは拝殿の畳をはいだり、正面のスロープの設置、敷居の保護などの作業が行われる。
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