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一新橋のけたを固定するボルトをはずし、11日からけたの撤去(2005.5.10)
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五十嵐川災害復旧事業の橋の架け替えで撤去工事が進む三条市・一新橋は10日、けたを固定していたボルトをはずし、翌11日からクレーンを使ってけたの撤去作業を始める。
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10日はけたを固定するボルトをはずす作業が行われた一新橋
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けたは1本の長さが約10メートル。10本ほどが一列につながって両岸を結び、その列が9列ある。10日は、けたの下のふれ止めという角材と橋脚とを固定していたボルトをはずして、けたを1本ずつつり上げられるように準備した。
ボルトは数百個にのぼり、すべてさびついていた。ほとんどは工具を使っても回すことができず、バーナーのようなもので、頭の部分を焼き切るなどした。さらに橋脚と、けたの間の約8×12センチの角材をクロス型に組んだふれ止めを切断、撤去した。
11日からのけたの撤去作業は、一ノ木戸商店街側の右岸堤防に25tのクレーン車を設置した後、80tの超大型クレーンも使い、川の中に砂利を敷いて作った足場、さらに左岸側堤防へとクレーンを移動させて進める。
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