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22日、新潟中央短大が恒例のミュージカル公演(2005.5.18)
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加茂市・新潟中央短期大学(寺川悦男学長・学生125人)は22日、加茂文化会館で恒例のミュージカル「20th新潟中央短期大学ミュージカル記念公演・私の大切なもの〜マツユキソウの奇跡」を行うので、大勢の来場を呼びかけている。
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22日のミュージカル記念公演に向けて新潟中央短期大学で行われている練習
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学生を中心に教職員も含む全学体制で取り組むミュージカルで、午前10時からと午後3時半からの2回公演。出演は2年生中心で、公募した地元の子どもなど40人も出演するミュージカル『私の大切なもの〜マツユキソウの奇跡』と、1年生によるリズム体操とぬいぐるみショーを行う2時間のステージになる。
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ミュージカルのポスター
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『私の大切な…』は、ロシアの詩人サムイル・マルシャークの作品『森は生きている』をミュージカル化。ロシアのペチョラ村に住む女の子ナーチャが長寿をもたらすというマツユキソウを探しに森に入り、オオカミを引き連れた魔女に出会い、ナーチャの身にとんでもないことが起きる。子どもからおとなまで楽しめる内容だ。
同短大は、保育士や幼稚園教諭を養成する。ミュージカルは「保育に関する総合学習」の成果を公開し、地域社会との関係を深めようと毎年行っており、ことしで20回目になる。
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ミュージカルに出演する学生で記念撮影
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世界の名作や創作作品に学生全員で取り組み、教職員も指導や手伝いをし、学内で総力を挙げての活動。制作の課程が問題克服の能力の養成にもつながっており、その実績が認められて平成15年度文部科学省新規事業「特色ある大学教育支援プログラム」で、全国1,200余の国公私立大学・短大の中から採択・選定を受けた80校のうちの1校に選ばれている。
ことしの公演は昨年の夏休みから学生が脚本の原案をつくり、教員が手直しをして12月に台本が完成。1月に教員らが作曲し、数曲をもとにオーディションで配役を決めた。3月ころから本格的に練習し、5月の連休明けから毎日午後5時から9時ころまで、同短大体育館で練習を行っている。
あわせて大道具や小道具、衣装の製作、メークの研究も行い、本番に向けて準備を進めている。公演は入場無料だが、整理券が必要。整理券は同短大や加茂文化会館で配付している。問い合わせは、同短大(電話:0256-52-2120)へ。
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