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22日までいけばな小原流三条地区展、植物本来の美しさを生かした作品が並ぶ(2005.5.22)
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生け花の小原流長岡支部三条地区(田中草春代表)は21、22の2日間、三条市中央公民館で「みんなの花展・創流110周年いけばな小原流長岡支部三条地区展」を開いており、古典的な作品から現代的なアレンジ風まで、35点余りを展示している。
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21、22の2日間開かれている「みんなの花展・創流110周年いけばな小原流長岡支部三条地区展」
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会員35人が1点ずつを出品。小原流独特の自然の風景を切り抜いたような写景挿花(しゃけいそうか)、や江戸時代の絵画の構図を取り入れた琳派(りんぱ)調をはじめ窓辺やテーブルの上の空間に飾ることを意識したようなアレンジ風など、さまざまな手法で植物本来の美しさを生かした作品が並ぶ。
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小原流ならではの写景挿花の作品
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細長い茎の線をいかした作品
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タケの花器に生けたナツハゼの葉の淡い緑と淡いピンク色のユリとシャクヤク。2つの花器を使いアヤメの緑色の葉に紫の花、ピンク色のアジサイ、新緑のカエデを生けた琳派調の作品。竹の子を生けた作品もある。
新緑や色とりどりの花が並ぶ会場は、花の香りとさわやかな空間が広がり、来場者は一つ一つの作品を正面や横からとゆっくりと見ている。22日は午前10時から午後5時まで、入場無料。
関連リンク
21、22日と三条で「みんなの花展・創流110周年いけばな小原流長岡支部三条地区展」(2005.5.19)
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