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三条商議所青年部が仮設住宅の旧山古志村民に園芸物資など寄付(2005.5.22)
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三条商工会議所青年部(坂田匠会長・会員144人)は21日、新潟県中越地震のために今も仮設住宅で生活をする旧山古志村の人たちにプレゼントするくわや園芸ばさみなどの支援物資を届けた。
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仮設住宅で生活する旧山古志村の人たちに支援物資を手渡す三条商工会議所青年部
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中越地震から7カ月、仮設住宅の旧山古志村民のための「生きがい健康農園」が9日に開園。被災した170世帯が畑仕事に汗を流しているということを知った土農工具メーカーの会員が、「今、必要とされる畑仕事関連で三条の商工業を生かした支援ができないか」と提案した。
三条市7・13水害への支援の返礼にもなればと、同青年部の災害復興支援委員会(大久保富之委員長)が会員に支援物資の提供を呼びかけたところ、くわなど240本、園芸ばさみ300丁余りをはじめ、ラシャ切り、ごみ袋、バスタオル、セメントと砂、玄能、アウトドア用のカセットコンロなどが寄せられた。
この日は、トラック1台に支援物資を積み込み、午後1時半に大久保委員長ら委員7人で出発。約1時間で長岡市山古志支所に到着し、旧山古志村の集会所など5カ所を回って区長や住民に支援物資を手渡した。
大久保委員長の話では、旧山古志村住民から喜んでもらうことができたと言う。一方で7・13水害で三条市でも仮設住宅での生活を余儀なくされている市民は多く、「決して三条が終わったわけではない」と話していた。
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