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燕市で合併をにらんだまちづくり協議会設置に向け、住民説明会始まる(2005.5.26)
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燕市では、市内を5地区に分けてそれぞれ地域コミュニティ組織「まちづく協議会」の設置を推進しようと、25日から31日まで各地区1会場で住民説明会を開き、まちづくり協議会の趣旨から組織づくりを住民に説明している。
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25日、燕市の東公民館で開かれたまちづくり協議会住民説明会
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まちづくり協議会は、地域住民が地域の特性や課題を考え、住民の自己選択、自己決定による地域づくりの事業や実戦活動を行う組織。
燕市では、防犯組合活動の地区割りの4地区を基に、最も人口の多い第3地区だけ1、2の2つに分け、5地区で協議会を設置する計画。来年3月の吉田町、分水町と合併して誕生する新市の建設計画の主要プロジェクトにもまちづくり協議会の設置が盛り込まれており、それに先駈けた組織づくりとなる。 初日25日は午後7時から第3地区の1を対象に東公民館で開き、市民51人が参加。市から高橋甚一市長はじめ、助役、教育長、関係課長、担当職員ら12人が出席し、同協議会の概要や設立手順、6月に設立準備会の設置を始めて10月までの設置を目指すスケジュール、活動例、市からの支援などを説明した。 市は人的、財政的な支援を行う。人的支援では各種団体に参加を働きかけや情報提供、設立準備会への参加やアドバイス、財政支援では各年度200万円を限度に3年間の補助金の交付などを行う。 参加した市民からは、組織を防犯組合ベースではなく、小学校区や公民館単位が好ましいとする意見があったのに対し、担当の企画調整課長は、小学校区単位では人口で9.3倍の開きがあり、公民館単位でも同様に格差が大きく、区長とも相談してすでに連携が進んでいる防犯組合の地区としたと説明、理解を求めた。 組織の名称や今後の公民館活動をどうするかという質問や、リーダーを市で決めてほしいなどの意見には、協議会の趣旨でもある各地域での協議を前提とした主体的な行動を求めた。
このあとの住民説明会は、26日小中川公民館、27日南公民館、30日総合文化センター、31日小池公民館でそれぞれ午後7時から2時間ていど開く。
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