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五十嵐川筋災害復旧事業安全対策協議会が破堤現場対岸で安全祈願祭(2005.5.27)
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7・13水害の復旧工事を行う五十嵐川筋災害復旧事業安全対策協議会=会長会社小柳建設(株)・7社=は、27日午前10時から三条市三竹地内の五十嵐川右岸河川敷で安全祈願祭を行った。
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27日行われた五十嵐川筋災害復旧工事安全対策協議会の安全祈願祭
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同協議会は、7・13水害に伴う五十嵐川災害復旧助成事業のうち、田島橋−渡瀬橋間の右岸約1.5kmと左岸約1.3kmの延長約2.8kmを8工区に分けて復旧工事を行う建設会社7社で組織。平成21年3月の完成を目指してすでに5月初めに着工したが、本格的な工事に入るのを前に工事の安全を祈願しようと、堤防現場対岸の河川敷で祈願祭を行った。
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謝辞を述べる五十嵐川筋災害復旧事業安全対策協議会会長の小柳小柳建設(株)社長
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破堤現場を対岸に見る会場で安全祈願祭は行われた
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改修工事の完成イメージ
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県の植木昭一土木部技監、三原田一男五十嵐川改修事務所長をはじめ、三条市の佐藤寿一市長職務執行者、自治会長など地元関係者、工事関係者ら60人余りが出席。植木県土木技監と三原田五十嵐川改修事務所長はあいさつで、ことしは洪水や地震が起こらないことや工事の安全、1日も早い完成を願った。 謝辞で同協議会会長の小柳小柳建設(株)社長は「安全管理を徹底し、無事故無災害ですばらしい製品として発注者に納入する決意」と誓った。
破堤現場付近の堤防の復旧工事は両岸で始まっている。工事では堤防の幅を広げ、漏水を防ぐために地中に10mから12mの矢板を打ち込み、ブロック積みなどを行う。三条市五十嵐川・刈谷田川対策室によると、出水期には河川工事を行わないのが一般的だが、6月も工事は続ける考えだ。
また、市街地を流れる川なので景観も考慮し、堤防の川側に積むブロックには、土を吹き付けて覆う工法をとる。このためコンクリートがむきだしにならず、木は無理でも草花が育つ環境が生まれる。
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