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三条で読売さわやか野球教室が開かれ、篠塚コーチら巨人OBのコーチ3人が指導(2005.5.29)
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プロ野球2軍のイースタンリーグ「巨人対ヤクルト」戦が三条市総合運動公園市民球場で行われた29日、読売新聞東京本社は午前7時から同運動広場で「読売さわやか野球教室」を開き、篠塚和典コーチをはじめ巨人OB3人が三条と燕の小学生野球チームの選手を指導した。
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三条で開かれた読売さわやか野球教室でスイングの手本を見せて指導する篠塚コーチ
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三条市の11チームと燕市の3チームから小学6年生約150人が参加。最初は投手、捕手、野手に分かれて練習し、投手は鹿取義隆コーチ、捕手は佐野元国コーチ、野手は篠塚コーチが指導したあと、捕手と野手に打撃を指導した。
篠塚コーチは子どもたちに、基本のボールの投げ方や捕り方でも、なぜ、いい球を投げられたか、エラーしたのかと「一球ごとに考えてくれ」とアドバイス。基本のなかにいろいろなプレースタイルがあり、考えるが工夫につながり、「野球の答えは人それぞれ」と、押しつけるのではなく、自分なりのスタイルの確立を説いた。 あこがれの巨人のユニホームを着た篠塚コーチに守備を教わった三条市立飯田小学校の6年生は「プロ野球選手を見たのは初めて。プレーしているのは見たことなかったけど、かっこいい。今日、聞いたことをしっかり練習する」とうれしそうに話していた。 それ以上に興奮していたのが、保護者。現役時代、篠塚コーチは5年連続で3割の打率を残し、鹿取コーチは中継ぎ、抑えのエースとして活躍、ともにことしで48歳。 子どもたちには伝説の選手だが、30歳代中心の保護者にはあこがれのスター選手。子どもよりもコーチにカメラのレンズを向け、童心にかえって目を輝かせていた。
同教室を三条市で開いたのは初めてで、7・13水害の被災地、三条市を激励する意味もあった。また、このあと行われたイースタンリーグの試合には、7・13水害の被災者500人、三条市スポーツ少年団300人、いからしの里利用者などを招待した。
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