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夏至の21日夜に本成小路の電気を消して代わりにあんどんを灯す「本寺小路あかり物語(序章)」(2005.6.2)
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三条市の繁華街「本寺小路」の活性化をと、三条商工会議所のサービス業部会と青年部は21日夜、本寺小路の通り沿いの街灯や看板を消して代わりにあんどんの火をともすイベント「本寺小路あかり物語(序章)」を行い、本寺小路をアピールする。
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2日、三条商工会議所で開かれた「本寺小路あかり物語(序章)」の報道関係者説明会
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同商工会議所は2日午後1時半から報道関係者説明会を開き、イベントのの内容を説明した。
毎年「夏至」に全国で行われる『100万人のキャンドルナイト』にあわせて行う。21日午後8時からの2時間、本寺小路の三条市本町2、真宗大谷派三条別院(通称東別院)から商店街大通りまでの約260mの区間の外灯や看板の電気をすべて消し、代わりに通り沿いにタケで作るあんどん約120個を並べ、ろうそくの明かりをつける。
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「本寺小路あかり物語(序章)」のポスター
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さらに本寺小路沿いや周辺の協力店からも店内の照明を消してろうそくの明かりで営業してもらい、さらにドリンクサービスやゆかた祭りなど、店舗ごとのオリジナルサービスの実施に協力を求める。 イベントのコンセプトは「日本の粋・情緒・癒(いや)し」で、あんどんの火は、鍛冶とのイメージの融合を図る「火(あかり)」がモチーフ。本寺小路のイメージ回復とともに、昨年の大規模災害の被災者への心のケアも目的にする。 説明会で石橋育於サービス業部会長は事業の経緯を説明。昨年度も本寺小路活性化運動を計画したが、7・13水害や新潟県中越地震で中止。さらに、災害の影響による客足の減少という二次的被害もあり、今年度は重点的に取り組もうとサービス業部会と青年部、三条デザイン研究会会員らをメンバーに「本寺小路活性化事業プロジェクトチーム」を組織して取り組んだと話した。
同プロジェクトの梨木建夫リーダーは、「今回は初回の序章としてあかりをつけ、継続的なイベントにしていきたい」とし、できれば全市的なイベントにして経済効果も狙いたいと期待していた。
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