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4、5の2日間、総合グラウンドを合戦場に三条凧合戦(2005.6.2)
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三条凧協会(早川喜志郎会長)と三条市は4、5の2日間、恒例の三条凧(いか)合戦を開く。毎年、会場にしている三条商業高校裏手の五十嵐川河川敷が昨年の7・13水害に伴う河川改修工事中で使えないため、約30年ぶりに三条・燕総合グラウンドを会場に21の凧組が参加して三条名物、六角巻凧の技を競う。
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三条凧合戦のポスター
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4日午前9時半に開会式を行って開幕。午前10時から午後5時まで、翌5日は午前9時から午後4時まで合戦を行い、2日間の合計得点を競う。 凧組は昨年と同じ21組が参加し、白10組、赤11組に分かれ、違う色の組と対戦する。得点は上空で鮮やかに糸を切ったら5点、地上に落ちないうちに糸を切ったら3点、相手の凧を地上に落としたら1点を獲得。全凧組を通じて最高得点の凧組に白龍旗、最高得点の出なかった色の組の凧組に吠虎旗を贈る。 合戦以外のイベントも満載。2日間とも午前10時から午後4時まで物産販売、各種凧グッズ販売、飲食コーナーを開設し、自由凧揚げ広場を開放する。 5日は午前11時から市内小学生による「三条凧ばやし」の演奏と踊り、小中学生によるHIPHOPダンス、三条市勤労青少年ホームの「三条よさこい凧ばやし」披露、小凧プレゼント、優勝当てクイズ、作切り実演を行う。 また、合戦前日の3日は午後6時半から前夜祭を行い、新潟ダビットソンクラブの先導で一ノ木戸商店街から三条市中央公民館までを約400人が畳2枚半の大きさの30枚ド、畳3枚半の大きさの50枚ドの凧を掲げてパレードする。 総合グラウンドでの凧合戦は昭和40年代以来。合戦場のすぐそばに新幹線の高架があるため、新幹線側に風が吹いたら合戦を一時中断する場合がある。総合グラウンドでの合戦を経験した人は少なく、「ことしは、どんな合戦になるか楽しみ」と話す関係者も。各凧組は、これまでの作戦を練り直して臨む。
三条凧合戦に関する問い合わせは市観光課観光係(電話:0256-46-5904)か同協会事務局(電話:0256-32-1202)へ。参加する凧組は次の通り。
【紅組】▲嵐南組▲三龍会▲西裏館風神会▲上町組▲清友会▲大町組景清▲旭組▲三武会▲市役所凧倶楽部▲謙信会▲三条小町会
【白組】▲隆青会▲まろみ会▲健青会▲三条越路組▲凧の藤組▲東三条五月会▲雷神組▲田島組▲一ノ門清正組▲多摩凧連
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