県三条地域振興事務所が「にいがたｓ県央マイスター」認定制度を創設(2005.6.4)

新潟県三条地域振興事務所は、県央地域のものづくりに関わる高度熟練技術や技能者を「にいがた県央マイスター」として認定する制度を創設。第1回にいがた県央マイスター候補者を30日まで募集している。

にいがた県央マイスター募集のポスター

県内屈指の地場産業集積地、三条、加茂、燕、分水、吉田、田上、寺泊、弥彦の県央8市町村の高度な産業技術を支える卓越した技術者や技能者を「にいがた県央マイスター」として認定、表彰。社会的認知度を高め、さらに県央マイスターの技術、技能系商活動を通じた優れた技術や技能の維持、継承、人材の確保や人材育成を図を目的に5月1日に創設した。

選考人数は毎年10人以内で、審査認定委員会が審査し県央地域地場産業戦略会議会長を務める三条地域振興事務所長が認定する。

認定を受けた人には、主に県央地域の学校などでモノづくりの大切さやおもしろさを技能の実演や体験談を通じて伝える活動や、市町村、産業団体などが開く技術伝承、指導の講師活動を行ってもらう。

対象産業分野は、食料品・飲料関係、木材・木製品関係、鉄鋼・金属製品関係、機械・器具、電子関係ほか。対象は、県央地域で「産業振興に貢献した人」、「産業の発展に欠かせない人」で、現にモノづくりに従事する技術・技能者。技能検定のある職種では、1級以上の取得者、公的資格のある職種は、資格取得者または同等の技術、技能を有すると認められる人。20年以上の従事経験がある40歳以上の人。県央地域に5年以上在住か在勤の人。指導育成能力があり、後進の育成指導が十分にできる人などの認定基準がある。

応募は、所定の申込・推薦書に記入して同事務所地域振興課へ提出する。問い合わせも同課（電話：0256-36-2205）へ。