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新三条市の初代市長に決まった高橋氏の会見(2005.6.6)
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新三条市の市長に決まった三条市本町5、高橋一夫氏(67)は5日、選挙事務所で支持者へのあいさつなどのあとに行った会見で、新三条市を安全で安心して住める町にしたいと話した。
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会見する高橋氏
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高橋氏は「当選しましたが、河川改修などをはじめ一生懸命やっていかなければならないという責任の方が余計で、喜びなんていう感情はありません」。河川改修は5年の間に350軒の移転対象者に理解、協力してもらうのがいちばんの仕事で、理解してもらうだけの仕事をするのが出発点とした。 また、住民の融和については、今後、栄地区や下田地区の住民と懇談を持つ考えを示した。 任期中の新しい合併への動きについての質問に、大きな新潟市と長岡市がとなりの市になり、三条や燕、加茂などといろいろな差がはっきりと見えてくれば、住民の中からさらなる合併を求める声が自然と出てくるはずと話した。 さらに今後、地方分権が進むと、首長のやり方や失敗などが如実に現れ、良くも悪くも政治に対する関心が高まるという見方を示した。 また、2年前の旧三条市長選挙に続いての無投票になったことについて、「わたしに対する批判を知るためにも選挙はあるべき」とし、無投票は本意でないとした。 ほかに政策面などで、具体的なものではないが、福祉と教育は関連していると思うとして、子どもたちからお年寄りまで一体化することによって、お金を使わないで、住んでよかったというような町づくりができるのではないかと感じていると話した。
高橋氏は、12日に三条市選挙管理委員会が開く選挙会で当選人の決定がされ、当選証書を受け取る。初登庁は13日になりそうだ。
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