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12日まで小林節子パッチワーク教室の作品展(2005.6.10)
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三条市の小林節子パッチワーク教室は、10、11、12の3日間、三条市滝谷(下田地区)の「保ーむぎゃら里ー瑞門」で作品展を開いており、昨年の7・13水害を乗り越えて制作した作品など、和と洋の布を使ったパッチワークや小物を展示している。
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保ーむぎゃら里ー瑞門で12日まで開かれている小林節子パッチワーク教室の作品展
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三条市月岡、小林節子さ(52)の作品と月2回、小林さんが開いている教室の生徒15人の作品を展示。タペストリー20点をはじめ、バック、クッション、ちりめんの人形など70点余りが並ぶ。
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会員の渡辺さん(左)と指導者の小林さん(右)
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アメリカンパッチワークキルトの作品
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「苦難は去る」にかけた作品
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小物作品
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作品展を開くのは3年ぶり、2回目。昨年、開く計画だったが、7・13水害で小林さんの自宅は床上浸水し、生徒3人も被災し、材料の布や針や糸まで流された。 小林さんは今も仮設住宅に住み、教室は三条市農業体験交流センターで開いている。そんななか、三条市南新保の自宅が被災した生徒の渡辺雅子さんが、いすのカバー5枚を作りあげ、小林さんや教室の人たちを驚かせ、元気を与えた。 小林さん自身は「まだ、大きな作品は作る気力がおきない」と言うが、水害を言い訳にして作品展を先延ばししていられないと開催を決めた。 展示作品には、ちりめんで作った「さるぼぼ」のような人形9個をつなげ、「苦難は去る」とかけて復興を願った飾りもある。小林さんは「水害のときには、大勢の人から元気や励ましをもらいました。みんなに、元気になりました。ありがとうの思いを込めて開く作品展です」と話しており、大勢の来場を呼びかけている。 3日間とも午前10時から午後5時まで、入場無料。会場のギャラリーは三条市街から下田地区へ向かって清流大橋を渡ってすぐ左折し、五十嵐川沿いを上流方向へ進んみ、小さな看板を目印に右折。
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