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11日で退任の佐藤三条市長職務執行者が退任のあいさつ(2005.6.10)
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先の新三条市の市長選で無投票当選した高橋一夫新市長(旧三条市長)は12日、当選証書の交付を受ける予定。それに伴い、5月1日の合併から市長不在の新三条市で市長職務を行ってきた佐藤寿一市長職務執行者(旧下田村長)は、11日で退任するが、11日は土曜閉庁なので一足早く10日午前8時40分から市役所で退任のあいさつを行った。
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10日朝、三条市役所で行われた佐藤市長職務執行者の退任あいさつ
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佐藤市長職務執行者は、集まった職員100人余りを前に退任のあいさつ。「5月1日からきょうまで不安もありましたが、皆さま方から支えられ、教えられ、助けていただきながら本日を迎えることができました」と感謝した。
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退任のあいさつをする佐藤市長職務執行者
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また、市長職務執行者としては1カ月半足らずだったが、旧下田村で昭和50年に村議に初当選し、平成6年の村長就任から34年余りを村政に携わった長い期間と振り返り、その間の多くの人と出会いに「人と人とのつながりの大切さ、信頼関係の大切さというものを今、かみしめている」。 そして「新市長を先頭に、英知を結集して、総意と工夫の限りを尽くしていいくなかで、絶対に新しい市は発展していくと信じている」と新市の発展に期待した。 退任のあいさつのあと、佐藤市長職務執行者は「まだ、2日残ってはいるが、無事に新市長に引き継ぐことができるとするなら、少しは役割が果たせたかなという思い。ほっとしている」と晴れ晴れとした表情だった。
佐藤市長職務執行者は週明けの13日も登庁し、新市長登庁後に事務の引き継ぎなどを行い、午前9時ころ退庁する。
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