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第6回ヤマタノオロチ伝説まつりは終日、大にぎわい(2005.6.12)
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ヤマタノオロチ伝説まつり実行委員会(鈴木昭宣実行委員長)は12日、三条市神明町1、神明宮とパルム公園を中心に第6回ヤマタノオロチ伝説まつりを開き、ヤマタノオロチの舞をメーンに地元の有志が趣向を凝らしたイベントやアトラクションを行った。
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12日開かれた第6回ヤマタノオロチ伝説まつりの八木神社のヤマタノオロチの舞
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イベントは、美と癒しの屋台村、木工工作広場、昔の遊び、バルーンアート、食べ物市、楽市楽座、青空骨とうガラクタ市など盛りだくさん。さらに旧下田村・八木神社の下田新屋舞子保存会と神明宮伶人会が「ヤマタノオロチの舞」、ほかにもたくさんの団体が歌やダンスを披露した。
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子どもたちに人気だった木工工作広場
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バルーンアートのコーナー
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「らて」の交換所
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朝のうちは今にも雨が降りそうな雲行きだったが、天気はしだいに回復。それが奏功してか、遠出を避けて近場で日曜を過ごそうと考えた人が多かったようで、大勢の来場でにぎわい、ヤマタノオロチの舞のあとに出演者が観客に振る舞った菓子500個は、数分でなくなった。 子どもたちに人気だったのは、ことしも木工工作広場。のこぎりや金づちを使って自由に木の棚やいすを作った。子どもたちはスタッフから道具の使い方の指導を受け、真剣な表情でくぎを打ったり、かんなを掛けたりしていた。 また、いくつかのイベントは、三条市の地域通貨「らて」を現金の一部として使うことができた。「らて」の交換所では、主に小学生が使用済みの切手やプリペイドカードを「らて」と交換してもらい、ただで手に入れた「らて」を手に焼きそばや綿あめの売り場に列をつくっていた。
ヤマタノオロチ伝説まつりは、地域や地元商店街に活力をと平成12年から毎年開いており、年々、規模を拡大。朝からにぎわう様子に関係者は「やっと定着してきてくれつつあるかなあ」と満足顔だった。
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