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三条鍛冶道場の親子包丁研ぎ教室で砥石で包丁研ぎに挑戦(2005.6.18)
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三条鍛冶道場(坂井源一館長)は18日、親子包丁研ぎ教室を開き、親子一緒に砥石(といし)を使った包丁研ぎに挑戦してもらった。
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18日、三条鍛冶道場で開かれた親子包丁研ぎ教室
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午前10時からと午後3時からの2回開き、5組の小学生親子が参加。ビデオで刃物の扱い方や研ぎ方を見てから指導者のサポートで持参した包丁を研いでもらった。
目の粗い砥石から細かい砥石へと順番に使い、砥石の上になまった包丁の刃をのせ、上下にスライドさせて研ぐ。一見、単純な作業のようだが、包丁の刃が砥石に当たる角度を一定にしないと、切れ味が良くなるどころか、かえって切れなくなってしまうのが難しいところだ。
三条市内の4年生の男の子は「肩と腕と指が疲れました」と作業に集中。刃を指でさわって研ぎ具合を確かめながら作業し、「包丁を持つのが怖かったけど、慣れてきたら楽しくなった」と話していた。 三条鍛冶道場では親子対象の教室以外に、休館日の月曜とほかの事業で同道場体験場が使われる日を除く毎日、午前10時から午後3時まで一般を対象にした包丁研ぎ体験教室を開いている。
申し込みは必要なく、参加したい人は包丁を持参して直接、道場へ出向く。参加費は1回300円だが、しばらくは無料。詳しくは同道場(電話:0256-34-8080)へ。
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