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燕市・舘野地蔵本尊会がさい銭箱の浄財10万円余りを中越地震義援金に(2005.6.21)
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燕市舘野地内にある地蔵保存をする舘野地蔵尊保存会(湯川政治会長)は21日、新潟県中越地震の義援金に充ててほしいと10万円余りを燕市に託した。
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左から小沢さん、赤塚市議、田辺市議、湯川さん、美果さん、高橋市長
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午後4時に湯川会長(68)と会長の孫の湯川美果さん(21)、同会の役員の小沢茂男さん(71)、地元の赤塚功市議と田辺博市議の5人が市長室を訪れ、美果さんから高橋甚一市長に100,351円の善意の入った箱を手渡した。
舘野地内の街道沿いには、地蔵のお告げで知らされたと伝わる井戸があり、やけどや傷を治す鉱泉が出たと言われる。戦後、水道の普及とともに井戸は使われなくなったが、11年前に湯川会長が、その土地を買い取り、再び井戸を整備し、井戸の脇に新しい地蔵を建立した。 地蔵の前にさい銭箱を置いたところ、参拝者や水をくみに来た人がさい銭を入れるようになり、その浄財を平成7年から毎年、6月21日の舘野地蔵尊祭りにあわせて燕市などに寄付をしている。
ことしは、昨年の中越地震で被災した人たちのために役立ててほしいと燕市を通して、同義援金に充てた。
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