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三条商議所が会員事業所に災害関連情報のファクス一斉送信サービス開始(2005.6.24)
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昨年の7・13水害で会員事業所が大きな被害を受けたことから、三条商工会議所(渡辺勝利会頭・会員約2,560事業所)は、災害時の避難情報などを会員事業所のファクスに一斉送信する「水害など緊急時のFAX情報配信サービス」を23日、開始した。
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会員事業所に災害関連情報のファクス一斉送信サービス開始した三条商工会議所
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民間のファクス一斉同報サービスを利用、運営する。ふつうのファクスは1件ずつ順番に送信するため、100件の送信に1時間もかかったりするが、同報サービスは複数の宛先に同時に送信できるため、会員事業所すべてに送信しても1件に送信するのと同じ1、2分しかかからない。
送信の料金は1件につきふつうのファクスの約3倍かかるが、同商議所が負担し、会員事業所の登録料や受信料は無料。ただし、1事業所1配信に限る。
同サービスで送信する内容は、災害時に三条市が発令する避難準備情報や避難勧告、避難指示のほか、気象情報や災害対策本部発表の緊急事項など。
23日に同商議所にファクス番号を登録する2,316事業所すべてにサービス開始を知らせる内容のファクスをテスト送信した。
ただ、災害時は通信回線や設備の被害で受信できない可能性がある。また、サービスの提供は同商議所に会員がいるときだけで、それ以外の時間帯や休日は今後の検討課題のため、同商議所では同サービスだけに頼らず、日ごろから災害に対して細心の注意や情報収集を求めている。
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