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平年より17日遅く梅雨入り、同時に三条市は第1次配備の警戒態勢に(2005.6.27)
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新潟地方気象台は27日午前、本県を含む北陸地方が梅雨入りしたとみられると発表した。この日、県内は雨降りで、同気象台は午後3時50分、三条地域の大雨、洪水警報を発表し、早くも水害の心配が頭をよぎる梅雨入りとなった。
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梅雨入りの27日、雨に濡れる旧NTT東日本新潟支店三条営業所の緑地に咲くアジサイ
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本県では、昨年より21日、平年より17日遅い梅雨入り。市消防本部の毎正時の観測では、午後10時までの1時間の8.5ミリを最高に、午後3時までに累計30.0ミリの雨量を記録した。
1日の雨量が10ミリを超えたのは、5月8日の18.5ミリ以来51日ぶりで、30.0ミリに達したのは、3月23日の30.0ミリ以来の久し振りの本格的な雨となった。 ことしは渇水が心配されていただけに雨を歓迎したいところだが、27日夜から28日にかけて大雨となる見込みで、三条市は午後4時13分、水害対応体制の第1次配備の警戒態勢に入った。
一方で草木には間違いなく恵みの雨。旧NTT東日本新潟支店三条営業所の緑地に植えられたアジサイも数株が花をつけ、雨に濡れた紫や青の花がひときわ鮮やかだった。
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