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三条市が開設した避難所で不安げに過ごす市民(2005.6.28)
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27日からの大雨で28日、三条市は市内22カ所に避難所を開設し、午前11時で合わせて173人が避難している。
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避難所となった三条市総合福祉センターに避難する市民
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避難者が最も多いのは三条市総合福祉センターで、お年寄りを中心に36人が避難した。三条市が午前3時53分に避難準備情報を発表すると、早い人は午前5時半ころから避難に訪れ、出勤時間帯になると、車でお年寄りや休校になった小中学生を送り届ける人が目立った。
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いっ水まで約1メートル迫った新通川(28日午前10時48分)
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一新橋下流で五十嵐川の水位を見つめる親子
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避難した人たちは話をしたり、テレビを見たりして過ごしていたが、配布された毛布をかけて横になる人も多かった。同センターは昨年の7・13水害でも多くの避難者が寝泊まりし、その後は災害復旧ボランティアの活動の拠点となっただけに、昨年の水害のイメージが頭を離れず、避難した人たちは不安そうだ。
昨年の水害で被害にあった東本成寺に住む女性は、町内の班長から避難準備情報の連絡を受けて、午前6時半ころに避難所を訪れた。「きのう夜は、雨が気になって数時間おきに外を見ていて眠れなかった」と疲れた様子で話していた。
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