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大雨が峠を越し、三条市は28日午後10時に災害対策本部の規模を縮小、第3次配備は継続(2005.6.29)
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28日午後9時45分に三条地域の大雨、洪水警報が注意報に切り替わり、雨も収まってきたことから三条市は午後10時、災害対策本部の体制を縮小した。避難準備情報は継続している。
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災害対策本部の規模を縮小し、再び施錠された市役所正面玄関
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ほかにも雨量、川の水位、笠堀ダムの状況などを検討して縮小を決めた。人数ははっきりしないが、それまで課ごとに定めたマニュアルに基づいて職員が市役所に詰めていたが、体制の縮小で本部の5人と土木課職員5人の計10人だけを残して、退庁した。
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市役所前の歩道を水銀灯に照らされて帰宅する職員
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配備区分は最高レベルの第3次配備を継続。災害対策本部も第3次配備に伴って設置したもので、本部体制は理事者と全職員になっており、退庁した職員も自宅待機とした。 あわせて避難者のいない避難所と支部を閉鎖した。27日夜は市役所正面玄関の鍵を開けたままだったが、28日は施錠。大雨をもたらした前線が南下を続けていることから、水害対応は峠を越したとみられる。
第3次配備まで引き上げられたことで、避難所の設置などの対応に追われたが、被害は道路の冠水ていどしかなく、各課に残っていた職員は安堵感とともに帰宅していた。
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