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27日から水害対応体制で三条市消防は職員144人、団員1,020人が活動(2005.7.1)
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三条市消防本部(堀内俊夫消防長)では、27日夕方からの三条市の水害対応体制に伴い、職員144人と消防団員1,020人が活動した。
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6月30日、諏訪水防倉庫を点検する消防職員
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27日午後4時13分の第1次配備から管内を警戒し、水防倉庫を解錠。同本部講堂に消防警戒本部設置の準備を始め、市から2tと4tのトラックを借りて土のうを積み込んだ。
28日午後1時47分の第2次配備で幹部職員と指定職員、消防団副分団長以上を召集。午前3時53分の第3次配備体制で消防警戒本部を設置し、全消防職員、団員を召集。危険カ所の警戒を始め、避難者の移動も行った。 28日午後9時15分に全消防団員に自宅待機を指示。同本部は午後10時に通常勤務に戻し、翌29日午前6時の災害対策本部解散とともに、消防職員、団員の自宅待機を解除した。 一連の水害対応で、三条、栄、下田の各消防団員1,299人のうち1,020人が出動した。28日は未明から夜までの出動で、ほとんどの団員は仕事を休んで活動した。
出動すると手当が支給されるものの、8時間の活動でも手当は4,000円でしかない。全国的に団員に占める会社員の割合が高くなり、消防団員のなり手が減っている。出動が増えると団員の確保がさらに難しくなることも心配される。
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