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内田エネルギー科学振興財団が助成金4600万円を交付(2005.7.2)
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(財)内田エネルギー科学振興財団(理事長・内田力(株)コロナ社長)は1日、三条市東新保、(株)コロナ本社で平成17年度の助成金交付式を行い、県内の大学、団体、個人84件に総額46,000,000円を交付した。
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1日行われた(財)内田エネルギー科学振興財団の助成金交付式
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同財団は平成6年に発足し、新潟県のエネルギー資源に関する科学技術を向上のため、公募による助成事業を行ってエネルギー資源に関する研究開発及び技術開発を推進し、新潟県の工業の振興に寄与しており、これまでに延べ580件、3億5112万円の助成金を交付している。
助成は試験研究費、試験研究機関の設置費等、科学技術知識普及事業費、その他目的を達成するために必要な事業の4分野。今年度は104件(前年度比108.3%)、助成要望額で7851万9000円(同87.4%)の応募があり、選考委員会を開いて助成対象を決めた。
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助成金交付認定書を手渡す(財)内田エネルギー科学振興財団理事長の内田力(株)コロナ社長
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県央地域の助成は、三市南蒲地域理科教育センターの「天体観測用スポッティングスコープ購入」に165万円、(財)新潟県県央地域地場産業振興センターの「チタンの表面硬化技術に関する研究」など3件に計120万円、(協)三条工業会の「伝統的火事技術継承事業(和釘の製造技術継承)」に30万円、精神障害者小規模授産通所施設ともしび工房の「廃食油を利用した液体せっけん作り」に41万円など。
助成金交付式には、助成対象84件のうち74件の助成対象者が出席。内田理事長は一人ひとりに助成金交付認定書を手渡し、「当財団の助成が、産業の活性化や暮らしに役立つ研究に生かされることを願い、さらなる充実に努める所存」とあいさつした。
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