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秋の七草のひとつ、ナデシコが咲き始める(2005.7.2)
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8月7日の「立秋」まで、まだ1カ月以上あるが、河原などでは秋の七草のひとつ、ナデシコが咲き始めている。
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県央大橋たもとの燕市中ノ口川大曲河川公園で咲くナデシコ(7月2日午後7時29分撮影)
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県央大橋の燕市側たもとの河川敷にある燕市中ノ口川大曲河川公園=大曲=でナデシコの花を見つけることができる。群生せず、数も少ないが、土手の斜面を散歩すれば、すぐに見つけられる。
草丈は2、30センチほどで、その先端に直径数センチのピンクの花を咲かす。花は5枚のピンクの花弁。先端が細く裂けているのが特徴。ナデシコを見たことがない人も、同じナデシコ科のカーネーションの花を想像すればわかりやすい。 ナデシコは英語で花の色ずばりの「pink」。夕暮れになると、緑の草の中に蛍光色を思わせる鮮やかで柔らかなピンク色の花が浮かび上がる。
公園ではススキが穂を膨らませ始め、秋の虫の音も聞こえることも。秋は突然にやってくるわけではなく、もう秋への準備は始まっている。
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