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青年海外協力隊員として西アフリカへ派遣される三条市の谷内田さんが市長を表敬訪問(2005.7.8)
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7月から青年海外協力隊員として西アフリカのニジェールへ派遣されることになった三条市下保内、谷内田潤子さん(29)が8日、高橋一夫三条市長を表敬訪問した。
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高橋三条市長(右)を表敬訪問した青年海外協力隊員としてニジェールへ派遣される谷内田さん(左)
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谷内田さんは青年海外協力隊の紺のブレザーを着て、午前8時半に市役所を訪れ、高橋市長に現地での活動などを話した。
谷内田さんは高校生のころ、アフリカで活動する青年海外協力隊の記事を読み、いつかは自分もと考えるようになった。ことし3月末に看護師として勤めていた市内の病院を退職し、青年海外協力隊に志願した。 ニジェールはサハラ砂漠の南、アルジェリアやリビアに隣接する人口約1,200万人の内陸国。谷内田さんは、主要都市のニアメから車で2時間のテイラベリ市で、テイラベリ保健所のマラリア対策員に赴任し、マラリア対策や保健衛生改善に関する啓発活動を行う。任期は2年、11日に日本を出発する。
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笑顔で熱意を語る谷内田さん
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現地では、蚊帳(かや)使用の促進のため、バイクで蚊帳を配る作業も行う。そのために中型バイクの免許を取得した。 谷内田さんは、「ニジェールで、今、自分にできることは何かを見つけ、現地に住む人、スタッフ、それぞれを応援する人とともに目標に向かって進んでいきたい」と、高橋市長に熱意を話した。 ニジェールは、6月から9月の雨期以外は乾期。先輩から自然環境が厳しく、乾期の終わりにはタマネギくらいしかとれず、赤土の道をラクダやロバが通り、体調管理に気をつけるようアドバイスをもらったと言う。
高橋市長は「元気で行って来てください」と活躍に期待すると、谷内田さんは「元気で行ってきます!」と笑顔でこたえていた。
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