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7・13水害から1年、9人の犠牲者を出した三条市は半旗を掲げ、黙とう(2005.7.13)
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7・13水害からちょうど1年となった13日、9人の尊い命を失った三条市では五十嵐川の堤防が決壊した午後1時15分に黙とうをささげ、高橋一夫市長がコメントを発表し、「災害に強いまちづくり」に向けての決意をあらためて示した。
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半旗を掲げた三条市役所低層棟
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三条市役所では半旗を掲げ、午後1時15分に庁内放送で、「昨年の7・13水害から1年がたちました。水害で亡くなられた方のご冥福を祈り、1分間の黙とうをささげます」と庁舎内の職員や市民に知らせ、黙とうした。
市長室で黙とうをささげたという高橋市長は、「7・13水害から1年を迎えて」のコメントを発表。報道関係者の質問に答え、この一年を「災害のことを考えると、短かった」と話したという。市長コメントは次の通り。
7・13水害から1年を迎えて 市長コメント
7・13水害から1年を迎えて」『被害を受けられた皆様に対して改めてお見舞いを申し上げますとともに、その後の復興に力強く取り組んでこられた姿に対し敬意を表します。また、今でも水害前の生活を取り戻せずにいる市民の方々が多くいらっしゃることも承知しております。
そのためにも、市民が安心して暮らすことのできる三条市を目指し、「災害に強いまちづくり」を合い言葉に、災害対策に取り組んでまいりましたが、引き続き、この対策を重点政策の1つとして、その中でも最も力を注ぐ政策として掲げ、五十嵐川・刈谷田川河川改修事業、防災無線システム等の構築、水害対応マニュアルの充実・強化といった事業に取り組んでまいります。
平成17年7月13日
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