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7・13水害メモリアルコンサートは約400人の大入り(2005.7.13)

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7・13水害フォーラム実行委員会(今井良平代表)は、水害から1年の13日午後7時から三条市総合福祉センターで「7・13水害メモリアルコンサート」を開き、約400人が来場してコカリナ奏者、黒坂黒太郎さんの演奏を聴いた。

13日開かれた7・13水害メモリアルコンサート

13日開かれた7・13水害メモリアルコンサート

会場には、家族連れや夫婦などが訪れ、用意していた350席はあっという間に埋まり、追加のパイプいすを並べた。

約400人で大入りの会場

約400人で大入りの会場

昨年の水害の犠牲者へ1分間の黙とうを捧げてから開演。黒坂さんは「ずっと、この町のことが気になっていました。何かお役に立つことができないかとはせ参じてまいりました」とあいさつし、妻の矢口周美さんによる歌とオートハープとともにコカリナを演奏した。

コカリナは木製のオカリナ。コカリナのやわらかで素朴な音色で『ふるさと』や『さくら』の旋律を奏でると、水害の苦しみや辛さを思い出してか、会場には涙をぬぐう人もいた。

三条市内では、ほかに水害から1年にあわせたイベントらしいイベントはなく、このコンサートが唯一のイベントとなった。

13日にコカリナ演奏の7・13水害メモリアルコンサート(2005.7.9)