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仮設住宅入居者が優先入居する(仮称)曲渕市営住宅の建設安全祈願祭(2005.7.14)
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三条市は、7・13水害応急仮設住宅で暮らす人から優先的に入居してもらう(仮称)曲渕市営住宅を同市曲渕1地内に建設するのに伴い、14日午前9時から建設現場でその建設安全祈願祭を行った。
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14日行われた(仮称)曲渕市営住宅建設安全祈願祭
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市や工事業者、自治会長など地元関係者ら44人参列し、地鎮の儀では、山田昭信三条市建築設計(協)理事長、高橋一夫市長、水倉満(株)水倉組代表取締役がそれぞれ、かま、くわ、すきを盛砂に入れ、工事の安全を願った。
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盛砂にくわを入れる高橋三条市長
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同市営住宅の建設地は、これまで市営住宅と県営住宅が隣接してあったが、その両方を取り壊し、新たに敷地全体を使って市営住宅を建設する形での建て替え。田島橋下流左岸側で、五十嵐川に近いが、昨年の水害では浸水を免れたものの老朽化が著しく、仮設住宅で暮らす人の入居も考えて建設時期を前倒しした。
4,136平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート造り6階建て、一部4階建てを建設し、部屋数は1DK12戸、2DK30戸、3DK12戸の計54戸。これまで市営と県営合わせて28戸だったので、2倍近くに増える。あわせて木造の集会場も建設し、完成予定は来年3月末、予定事業費は10億6000万円。
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曲渕1の建設現場
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三条市では、ほかにも月岡地内に11月末完成予定の(仮称)月岡百刈市営住宅24戸の建設を進めており、両市営住宅合わせると78戸となる。建て替え前から住む20世帯を最優先で入居し、残りの58戸は仮設住宅で暮らす人を対象に10月に入居申し込みを受け付ける。
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