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福顔酒造(株)が17日、リニューアルオープンし、記念酒「五十嵐川蔵出し原酒」限定販売(2005.7.16)
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三条市内唯一の酒蔵、福顔酒造(株)=小林章社長・三条市林町1=は17日、同店舗をリニューアルオープンする。記念酒の限定販売も行い、蔵のイメージを前面に出した新店舗で酒造り、そして日本酒のアピールに取り組む。
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17日にリニューアルオープンする福顔酒造(株)
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記念酒は「五十嵐川蔵出し原酒」(720ml入り・1,800円)。加熱処理をしていない酒で、マイナス10度で半年間、熟成。限定50本を販売する。
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50本限定販売の「五十嵐川蔵出し原酒」
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明るく落ち着いた店内
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福顔酒造(株)の小林社長夫妻
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17日のオープン当日は、買い物をした人に「福顔」の名入りの小型ぐいのみをプレゼントする。 同社は一ノ木戸商店街にあり、通りに面した部分が店舗で自社商品を売る。リニューアルした店舗は、藏風の和で統一。正面の白壁、屋根の下には屋号の「宇壽屋(うすや)」からとった「宇」の文字が飾る。 看板は小林社長の書、「福顔酒造」をケヤキに彫った。玄関には、あい染めののれんが下がり、老舗にふさわしい落ち着きを演出する。 店内は前面に大きなガラスをはめたので、外観から想像する以上に明るい。柱やはりを見せる造りは古民家風でもある。床の間もあれば、向かいにはカウンターといすの試飲コーナーをもあり、客をもてなすくつろぎの空間を生みだしている。
小林社長は、低迷する日本酒の本物の味わいを伝えたいと、試飲を主体に店づくりを考えた。「飲んで、納得した酒を選んでほしい」と小林社長。ほろ酔い気分で意見や要望も聞かせてもたえらと願っている。
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