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信濃川をきれいにする会の三条ブロックが六ノ町河川緑地でクリーン作戦(2005.7.20)

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信濃川下流域の行政や地域住民で組織する「信濃川をきれいにする会」(会長・篠田昭新潟市長)の三条ブロックでは、20日午前10時から六ノ町河川緑地のクリーン作戦を行い、ごみを拾い、花の苗を植えた。

20日行われた六ノ河川緑地でのクリーン作戦で花の苗を植える三条保育所年長児

20日行われた六ノ河川緑地でのクリーン作戦で花の苗を植える三条保育所年長児

信濃川下流河川事務所、県三条土木事務所、三条市をはじめ、(社)燕三条青年会議所、本町6丁目地内の自治会、三条市環境美化推進委員会、まち美化ボランティア、動物愛護協会から約40人と地元の三条保育所の年長児28人の計約70人が参加。

ビニール袋を手にごみ拾い

ビニール袋を手にごみ拾い

対岸などの河川災害復旧等関連緊急事業で重機の音が響くなか、瑞雲橋下の六ノ町公園の河川緑地で、ごみ拾いとマリーゴールドやサルビアなど花苗350本を植えた。

毎年、六ノ町河川緑地でクリーン作戦を行っているが、昨年は7・13水害で中止した。1年、休んだにもかかわらず、回収したごみは、ジュースの空き缶や花火のごみ、一斗缶、流木など軽トラック1台分ほど。一昨年は古タイヤ97本と2トントラック2台分の回収だったと比べて激減した。

三条市の担当職員は、地元自治会やボランティアなど複数の団体が常にごみ拾いを行っていることが大きく、ごみのないきれいな公園を利用する人のマナー向上にもつながっているのではと話している。

信濃川をきれいにする会は設立から11年目。信濃川下流河川事務所の管轄の長岡市から日本海までの同事務所管内でのクリーン作戦や啓発活動、美化活動などを行っている。同管内では不法投棄が多く、平成16年度で処理されたごみの量は、2トンダンプで約100台分、処理費は約500万円にのぼっている。