三条市の成田さんがキタムラ主催写真コンテストでグランプリ(2005.7.21)

三条市西大崎1、会社役員成田秀雄さん(48)は、20日発表の(株)キタムラ主催の写真コンテスト「四季のフォトコンテスト2005－春」の腕試し部門の「自由作品」のテーマに応募、最高賞のグランプリに輝いた。

キタムラ主催「四季のフォトコンテスト2005－春」の腕試し部門、テーマ「自由作品」でグランプリに輝いた成田さん撮影の『じょんのび』

季節ごとに開かれている全国公募のコンテストで、今回は腕自慢部門1テーマと腕だめし部門3テーマの計2部門、4テーマに32,000点の応募があった。

成田さんがグランプリを獲得したのは、腕だめし部門のテーマ「自由作品」。長野県・地獄谷温泉で温泉に入る2匹のサルを撮影した作品『じょんのび』で、入浴中のサルの気持ちよさそうな表情を切り取り、タイトル通り「あ～、じょんのび」と聞こえてきそうだ。

グランプリを獲得した成田さん

成田さんは、数年前から写真を趣味にし、カメラを買い替えたのをきっかけに撮影会に初めて参加し、その作品でコニカロマンシンドロームの準特選を受賞した。

その後も撮影会への参加など、休日にはカメラを持って出かけることが増え、昨年は分水町のおいらん道中の写真コンテストでも優秀賞を受賞している。

グランプリの知らせに成田さんは「まさか。冗談かと思った」とびっくり。「これからも楽しく、美しく、みんなが楽しめるような写真を撮りたい」と、最近は各地の祭りなどを楽しく撮っていると話している。

同コンテストの入賞作品は、20日発売の写真誌「日本カメラ」8月号にも掲載されている。