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三条鍛冶道場が和釘づくりで10人を指導者、1人を指導者補助に認定(2005.7.28)
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三条鍛冶道場(坂井源一館長)は、27日午後6時45分から同所で三条鍛冶道場和釘づくり指導者養成講座の受講者の指導者認定証授与式を行い、受講者11人のうち10人を指導者、1人を指導者補助に認定した。
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27日行われた三条鍛冶道場和釘づくり指導者養成講座の受講者の指導者認定証授与式
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同養成講座は、受講者を公募して和釘づくりの指導者を養成し、三条鍛冶道場のボランティアとして和釘づくり体験の参加者への指導を行うもので、三条を中心に、燕、加茂、新潟の20歳代から70歳代の男女11人が申し込み、5月11日から7回の講座で、和釘づくりを学んだ。
指導者認定証授与式には、坂井館長はじめ、地元鍛冶職人で同養成講座の小林由夫指導者、水野勲指導者と受講生10人が出席。坂井館長から一人ひとりに「今後の活躍を期待しています」と認定証を授与。指導者に認定された人にはそれぞれの名前を入れた「はし」と「鎚(つち)」を贈った。
指導者として認定された受講者は、「頭だけではなく、体で覚えないとだめだと分かった」、「見るのとやるのでは大違い、難しさを実感した」と感想を述べ、それぞれが「さらに技術を磨いて、多くの人に和釘づくりを学んでほしい」と決意を述べていた。
指導者認定は、養成講座の中で何本か和釘を作ってもらい、均一に作られているか、作業の手際などトータルで判断した。この日、誕生した新人指導者は、8月6日の関越連絡協議会主催「夏休み感動体験」の市外の小学生を中心に、初めて指導する。
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