三条市の親子給食試食会に市民、調理場職員約220人が参加、交流(2005.8.2)

三条市は2日午前10時から三条市総合福祉センターで夏休み親子給食試食会を開き、参加した市内の親子や給食の調理員ら約220人が学校給食を味わいながら交流した。

2日開かれた三条市の夏休み親子給食試食会

旧三条市が数年前から市民を対象に行っている事業。今回は夏休みに入った親子を対象に、学校給食を提供する側の調理員との交流などを目的に開いたもので、親子は約160人が参加した。

親子と調理場職員がそろって「いただきます！」

市嵐南学校給食調理場を見学、総合福祉センターでクイズなどを楽しんだあと、市内5つの学校給食調理場の職員や栄養士らも同席し、参加した親子らと話しながら、学校給食を味わった。

1人250円の参加費で献立は子どもたちに人気のカレーライスにヒジキ入りサラダ、フルーツポンチ、牛乳。職員に味付けや、調理方法を聞く参加者や、数日ぶりの給食を「やっぱり、おいしい！」とぺろりと平らげてお代わりする小学生も。

調理場で働く人たちは調理して終わり、悪くいえば作りっぱなしだが、子どもたちが給食を食べる姿を初めて見た職員は「おいしいと言ってもらえてよかった」と、子どもたちの反応を喜び、仕事の手応えを感じていた。