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三条夏まつりの大花火大会、約8,000発の花火に8.3万人が酔う(2005.8.7)

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第1回三条夏まつりは7日夜、行われた花火大会でフィナーレとなった。主催者発表の人出は、一昨年を5,000人上回る83,000人。昨年の夏まつりは、旧三条、栄、下田の3市町村の合併を前に旧三条市として最後、さらに市制70周年となる記念すべき夏まつりとなるはずだったが、7・13水害で水の泡に。2年ぶりとなった三条夏まつりは、「祝新市誕生」と冠し、最後は夜空に大輪の花を咲かせて3日間の日程を終わった。

7日夜行われた三条大花火大会、昭栄大橋から撮影、下は五十嵐川

7日夜行われた三条大花火大会、昭栄大橋から撮影、下は五十嵐川

午後7時半、旧三条競馬場堤外地を打ち上げ場所、信濃川をはさんでその対岸の六ノ町河川緑地を観覧場所にスタート。仕掛けスターマイン25組、尺玉154発、7寸玉51発、5寸玉50発、仕掛けナイアガラ1組に、大仕掛け市民の花火と、計約8,000発の花火で1時間半、夜空を彩った。

昭栄大橋上で花火見物する市民

昭栄大橋上で花火見物する市民

午後5時ころから観覧場所には早くも見物客が場所取りに訪れ始めた。午後6時過ぎから立て続けに雷が鳴ったが、心配された雨は降らず、花火は順調に進行。やや風が強かったが夕涼みには絶好で、ビールにエダマメで暑気払いを兼ねた花火見物ともなった。

昨年の水害では濁流となった五十嵐川だが、この日は穏やかに流れて川面に花火を映し、旧三条市の市民憲章にあった通りの「清流五十嵐川」。河川改修とともに五十嵐川の姿も大きく変わり、今の五十嵐川の風情は姿を消し、市民の記憶のなかに封じ込められてゆく。