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「そろばんの日」の8日、ことしも三条珠算簿記学校がそろばん供養(2005.8.8)
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「パチパチ」とそろばんをはじく音の語呂合わせで「そろばんの日」の8日、三条珠算簿記学校(田中久作学校長)は午後5時から三条市本町3、曹洞宗宗正寺(牛腸法禅住職)で恒例のそろばん供養を行った。
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「そろばんの日」に宗正寺で行われた三条珠算簿記学校の恒例のそろばん供養
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昭和5年に同寺観音堂で三条市で初めてのそろばん塾が始まった。それが同校の前身であることから、同校は昭和47年に境内にそろばん塚を建立した。そろばん塚は大きなそろばんの玉の上に「そろばん塚」と刻んだ石碑が載せてある。
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宗正寺境内に建立されたそろばん塚
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昨年は、7・13水害の影響で中止し、2年ぶりのそろばん供養。例年と同じく本堂での検定表彰式のあと、せみしぐれの境内でそろばん供養を行った。 午後5時の気温は29.5度(三条市消防本部観測)。蒸し暑い境内に、市内のそろばんを習う小中学生やその家族ら約250人が参列。そろばん塚の前に置いた焼納台に古くなったり、壊れたりしたそろばんを載せて、火をつけた。 住職の読経が響くなか、毎日のように手にするそろばんが炎に包まれる様子に「わ〜、もったいない」と話す小学生もいたが、神妙な表情で手を合わせてそろばんに感謝し、上達を祈っていた。
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