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三条市議会五十嵐川・刈谷田川改修事業等調査特別委で改修事業の計画、進捗を説明(2005.8.9)

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三条市は、9日午前10時から開かれた三条市議会五十嵐川・刈谷田川改修事業等調査特別委員会で、五十嵐川、刈谷田川、信濃川の河川改修事業の計画や進捗状況を説明した。

9日開かれた三条市議会五十嵐川・刈谷田川改修事業等調査特別委員会

9日開かれた三条市議会五十嵐川・刈谷田川改修事業等調査特別委員会

説明では、河川拡幅に伴う用地交渉は、対象260件のうち5日までに200件を訪問し、平成18年12月までの移転完了に12件の契約を得た。

4橋の架け替えのスケジュールは、18年12月までの建物移転などの完了を前提に、着手はすでに撤去した一新橋がことし10月、嵐川橋、御蔵橋、常盤橋の3橋が18年10月。完了は一新橋が19年5月、嵐川橋と常盤橋は20年3月、現在の橋を利用する御蔵橋は19年9月。

四橋の工期が重なるため、嵐川橋は現在の橋の下流側に車も通られる迂回(うかい)道路を架橋、設置する。ことなどを説明した。

説明に対して武士俣昭二委員は、迂回道路が1本では周辺で渋滞が発生する懸念を示したが、市は「不自由をおかけするのは十分承知しているが、5年間のなかでやらなければならない」と理解を求め、架け替えしない新大橋が交互通行できるように警察と協議していると説明した。

また、島田伸子委員は、新しい橋とその取り付け道路のこう配が大きくなり、県道の常盤橋には舗道が設置されるが、それ以外の市道橋の取り付け道路にも安全対策のために舗道の設置を求めた。

これについて佐藤和夫助役は、舗道の設置は道路の拡幅が必要で、「財政的な面から今回は見送らせせてもらった」としたが、「将来的な課題として取り組んでいかなければならない」と理解を求めた。委員会後、午後1時から現地視察した。