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三条市が三条、栄、下田地区に市長の諮問機関、地域審議会の設置を進める(2005.8.9)
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5月1日合併した三条市は、住民の声を施策に反映させようと合併前の市町村の枠組みの三条、栄、下田の3つの地区ごとに市長の諮問機関、地域審議会の設置を進めており、8日は下田庁舎で第1回下田地区審議会を開いて下田地区の地域審議会を設置した。
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8日開かれた第1回下田地区審議会で委員に依嘱状を交付する高橋三条市長
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新市の建設計画の変更や執行状況、基本構想の作成と変更、そのほか市長が必要と認めることなどに関して市長の諮問に応じて審議し、答申するほか、審議会が必要と認めることにを審議し、市長に意見することもできる。設置期間は10年間。
下田地区の委員は公共的団体などの代表者10人、学識経験者2人、公募による3人の計15人。任期は2年だが、最初の委員の任期はそれより短く、平成19年3月31日まで。
第1回審議会には1人欠席で14人が出席。高橋一夫三条市長が委嘱状を交付し、会長に西川増昭旧下田村助役、副会長に坂内考治郎下田地区自治会長協議会副会長を決めた。
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会長の西川増昭旧下田村助役(右)と副会長の坂内考治郎下田地区自治会長協議会副会長(左)
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高橋市長はあいさつで、新市の財政計画のたて直しと再確認のため、17年度予算では新市建設計画の事業のうち、いくつかをはずしたことを話し、下田地区では「下田地域歴史街道整備事業」、「公民館改築事業」などをあげた。
さらに「大浦・原・笹岡統合保育所建設事業」は、予算計上したものの国の補助金がつかず、17年度着手ができなくなり、今後も国に陳情すると説明、理解を求めた。 出席した委員からは除雪や観光について活発な意見や質問があり、さっそく下田地区審議会として、住所の「字名」の廃止を市に提案することを決めた。
今後は、市が策定を進めている経営戦略プランの素案ができたら説明する。三条地区、栄地区の第1回地域審議会は10日に開く。
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