大雨で三条市は第2次配備、災害警戒本部を設置(2005.8.10)

大雨に伴って三条市は10日午後1時半、それまで第1次配備の緊急配備から第2次配備へ移行するとともに、災害警戒本部を設置した。

滝のように雨が流れる三条市上須頃地内、ホームセンタームサシ三条店、午後1時10分撮影

三条市消防本部の観測では、午後1時までの1時間に34.0ミリを記録し、午前5時の降り始めからの雨量は午後1時までに102.5ミリに達した。

第2次配備に入った三条市では、吉田総務部長を本部長とした災害警戒本部を市役所に設置し、市内10カ所の第1次避難場所の学校などに災害警戒支部を設置した。第2次配備は、災害対策本部設置や避難準備情報発令の1段階前の段階。

この雨で三条市や燕市では各地で冠水。三条市内では広い範囲で停電が発生して信号機が消えたところも多く、各地で渋滞が発生している。

また、JR東日本でも信越本線で新津－長岡駅間の上下線で運転見合わせ、越後線の新潟－吉田駅間で一部列車に遅れと運休、磐越西線で豊実－新津駅間の上下線に遅れ、弥彦線で運転見合わせなど、交通網がまひ状態となった。