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17日まで丸井今井邸で捧賢一さんの写文展「残映〜心にのこる出会い」(2005.8.14)
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丸井今井邸保存会は、14日から17日までの4日間、三条市丸井今井邸で、(株)コメリ会長の捧賢一さん(71)の写文展「残映〜心にのこる出会い」を開いており、全国に展開する同店の店舗がある街の情景写真と紀行文30点を展示している。
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14日から17日まで三条市丸井今井邸で開かれている捧賢一さんの写文展「残映〜心にのこる出会い」
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捧さんは、昭和8年三条市生まれ。28年に県立加茂農林高等学校を卒業。54年から(株)米利(現在のコメリ)代表取締役社長を務め、平成15年に(株)コメリ代表取締役会長に就任した。
作品は、捧さんが、全国の店舗を回っているときに撮影した写真に越後文学会にも所属する捧さんが「榊鶏司」のペンネームで写真に添えた紀行文。同社の社内報「かざみどり」の1993年から2003年までの表紙を飾った作品の一部を、昨年、写文集『残映』として出版。そのうちの30点の半切サイズの写真と紀行文を展示している。
作品は、近隣では三条市の法華宗総本山本成寺の鬼踊りの黒鬼や田上町の護摩堂山をはじめ、長野、群馬、山形、福島、茨城、鳥取などの町の景色や人、動物、植物、祭などさまざま。
初日14日に訪れていた地元の人は、「コメリさんは、忙しいでしょうに。“無欲の写真”ですね」と話し、自分が旅行しているようだとゆっくりと作品を見ていた。
写文展は、毎日午前10時から午後4時まで。入場無料。
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