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15日明け方の大雨で三条市は第1次配備、市内数カ所で冠水(2005.8.15)
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15日明け方に激しく降った雨で三条市は、午前5時までと6時までのそれぞれ1時間に30ミリを超える雨が降り、市内各地で道路が冠水して通行止めになった。
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15日明け方の大雨で冠水、車1台が水没したコメリホームセンター裏の地下道
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三条市消防本部の午前11時までの観測では、1時間の雨量が30ミリを超えたのは、午前4時から5時までの30.5ミリ、5時から6時までの32.0ミリで、11時までの累計雨量は113.5ミリに達した。
冠水で通行止めになったのは、須頃3地内のコメリホームセンター裏の市道大島214号線が289号線をくぐる須頃地下道をはじめ、須頃3地内のパチンコヴィーム付近の石上大橋東側の下の市道、須頃1地内地場産センター裏道路、金子新田地内のJR信越本線をくぐる道路など、ほか数カ所。大島214号線では、冠水して危険な状態になると道路が下る手前にある赤色灯が点灯するようになっているが、見落としてしまうのか、車が1台水没していたらしい。
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第1次配備で情報収集を行う三条市役所職員
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ほかに、三条市では午前11時までに、本町3地内の住宅1件の床下浸水の報告があった。
三条市は、前日14日午後6時に、五十嵐川上流部の笠堀ダムが洪水警戒体制に入ったことに伴い、水害対応マニュアルに従って第1次配備をしいて警戒体制に入り、行政、農林、土木、下水道課の担当職員が登庁して、情報収集などを行った。
午後9時10分に被害などないことから行政課の一部職員を除いて自宅待機としていたが、15日明け方の雨で、午前5時10分に自宅待機職員を召集した。
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