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東北地方の強い地震で上越新幹線が一時運転を見合わせ、上りにはその後も遅れ続く(2005.8.16)
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16日午前11時45分ころ、宮城県南部などで最大で震度6弱を観測する強い地震があり、三条市や燕市でも震度3を観測した。この地震で新幹線が運転を見合わせるなど上越新幹線にも影響が出た。
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東北地方の地震で運転見合わせや遅れの影響が出た上越新幹線の燕三条駅
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地震発生とともにJR東日本は秋田、東北、上越、長野の各新幹線の運転を見合わせた。上越新幹線は、間もなく運転を再開し、東京へ向かう上り線の遅れはすぐに解消したが、下りは、夕方にかけて解消には向かったが、しばらく遅れが続いた。
JR燕三条駅発着の上りは、運転再開後の1本目が10分、2本目は2分ていどの遅れで、関東方面に戻る帰省客の足には大きな影響はなく、混乱もなかった。午後1時ころの同駅では、上りを利用する家族の代わりに「東京に行く方は、時間通りですか?」と駅員に聞き、「大丈夫らって」と家族に笑顔で話すお父さんの姿もあった。
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地震による遅れを表示する電光掲示板
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下りは、15分から50分ていどの遅れがあり、同駅の改札口では、少し遅めの盆休みで帰省する家族を出迎える人などが、遅れを表示する電光掲示板を心配そうに見ていた。
同駅では、東北地方の地震の影響で東北、山形、秋田新幹線などが運転を見合わせていたことから、駅構内のアナウンスで「東北地方へお越しの皆さまはご注意ください」と呼びかけていた。
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