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三条市の「こどもエコ博士養成楽校」始まる(2005.8.18)
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三条市は、8月から11月まで全5回のコースで、小学4年生から中学1年生を対象にした「こどもエコ博士養成楽校」を開き、身近なごみ問題から地球温暖化など地球規模の環境問題までをわかりやすい座学と実験で学んでもらっている。
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18日開かれた「こどもエコ博士養成楽校」の1回目、「エネルギーって何?」
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平成16年に施行された法律「環境の保全のための意欲増進と環境教育の推進」で、地方公共団体の責務を果たそうと今回、初めて行っているもので、毎回、テーマを変えて座学と実験を行い、循環型社会などについて子どもたちから興味をもって学んでもらっている。
講師は、環境NPO良環(川瀬和敏代表)で、それぞれのテーマごとに専門分野のメンバーが務める。第1回目は、18日午前9時から三条市総合福祉センターで「エネルギーって何?」をテーマに開いた。
前半にテキストを使ってエネルギーの基本を聞き、後半で水素と酸素を使った小型燃料電池や、アルコールランプを使った火力発電のミニチュアなど、空気や水などをエネルギーに変える実験を行い、実際に発電させてモーターを動かす実験もした。
参加したのは小学4年生の女の子1人だったが、火力発電のミニチュアの実験では、蒸気機関車の原理で水蒸気が真ちゅうのピストンを動かし始めると「すごい、すごい!」と目を輝かせ、発電のしくみを教わってからの実験に「仕組みがわかった」と興味津々だった。
こどもエコ博士養成楽校の参加費は無料。いつでも参加者を募集しており、1回だけでも受講できる。申し込みや問い合わせは、三条市生活環境課環境政策室(電話:0256-34-5511、内線254・480)へ。今後の日程、会場、学習テーマは次の通り。
8月25日9:00-10:30・総合福祉センター
「循環型社会とは?」 |
9月23日9:00-12:00・六ノ町公園
「身近な環境は大丈夫?」 |
10月16日8:30-16:00・巻町越前浜
「海岸の漂着物はどこからくるの?」 |
11月13日9:00-10:30・総合福祉センター
「エネルギーやごみ問題、もったいないとは何?」 |
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