合併記念の新三条市縦断30kmナイトウオークで市民77人が夜の旧3市町村を歩く(2005.8.27)

三条市は合併を記念して、26日夜から翌27日明け方にかけて栄、三条、下田の3地区を歩く新三条市縦断30kmナイトウオークを行い、市民77人が参加した。

26日夜に行われた新三条市縦断30kmナイトウオーク

合併した3地区の市民の出会いやふれあいの場、さらに、ふだん車で通っている道を歩き、新市の魅力を自分の足と目で発見してもらおうと開いた。三条市役所栄庁舎を出発し、栄、三条、下田の各地区約10キロを自分のペースで歩き、下田庁舎にゴールする約30キロのコース。

4歳から70歳代の77人の市民が家族や夫婦、友人などと参加。午後8時半には、若い家族はトレーニングウェアにスニーカー、年配の人はトレッキングウエアにシューズなど、それぞれナップザックにタオルや水筒、雨具などを準備万端整えて栄庁舎前に集合。

下田地区南中から家族4人で参加した小学2年生の女の子は、「お月さまとお日さまが入れ替わるのを見るのが楽しみ。頑張る」と、笑顔で話していた。参加者は、目印の反射材のついたたすきをかけ、懐中電灯を手に、午後9時ちょうどに一斉にスタートした。

スタート時点では、星も見えていたが、直後にはどしゃ降りも。栄、三条地区のチェックポイントで計12人がリタイアしたが、65人が完歩。ゴールの下田庁舎には、早い人は午前4時前に、最後は三条地区の9歳の女の子が5時半にゴールした。